前回の続きです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(前回の記事はこちら。くますが甲状腺機能低下症を発症した時の漫画です)
(グルテン・カゼインの章のはじまりの記事はこちら)
・・・・・・・・・・・・・・・・
思い返してみると、くますは小さな頃からいくつかの不調に悩まされていました。
不調1:激しい頭痛
(再現が難しくてうまく描けませんがすみません)
・・・少し脱線しますが、「子供にとっては″死ぬ″ことよりも″大人の威圧による支配″のほうが恐ろしく感じることがある」というこの実体験は、私にとって大切な思い出です。子供に対しても、もちろんそれ以外の人に対しても、威圧や恐怖で支配をしてしまうような大人にはならない!という教訓になっているからです。
(それにしても、こうして振り返ってみると、くますは小さいころから社会人になるまで、なぜか自分の気分に任せて好き勝手に怒鳴り散らす人の近くにいることが多かったなあと思います。それが普通だと思い込んでいたからでした・・・。今はそのおかしさに気づくことができて良かったです。この先生は、子供たちを大声で怒鳴ったり叩いたりし、水もほとんど飲ませない、具合が悪くても休ませずむしろ怒るような指導。少しふくよかな子には容赦なく「デブ、痩せろって言ってるだろ!」と、真夏にサウナスーツを着せて練習させたりしていました。こんな無茶苦茶な指導をする人がいなくなることを願います。)
・・・・・・・・・・・・・
話は戻りますが、幸いそのギラギラは20分くらいでおさまり、無事練習を終え帰路につきました。
それからというもの、月に2~3度、そのギラギラと強烈な頭痛を繰り返すようになったくます。それはそれは痛くて、吐き気もすごく、毎回寝込んではトイレで吐いていました。毎回頭痛薬を飲んでしのいでいましたが、飲むのが遅れると全く効かないのです。
この頭痛は社会人5年目くらいまで続きました。
「閃輝暗点」という、ギラギラの正体
このギラギラが見える症状には、「閃輝暗点」という名前がついています。頭痛や吐き気の予兆として起こるものですが、閃輝暗点だけが起こる方もいらっしゃいます。
この閃輝暗点が起こるメカニズムは未だはっきりとは解明されていませんが、脳の視覚をつかさどる部分の血管が収縮し血流量が減ることで、酸素の量が減り、視覚に異常が出るのではないかと言われています。
くますの場合、閃輝暗点が見えた時点で、まだ頭痛が起こっていなくても鎮痛剤を飲むと、酷い頭痛に進行するのを防げることに気づいたので、慣れてくるとシグナルとして利用できるようになりました。
しかし、いつ起こるかわからないし視界のほとんどが見えなくなるため、大事な用がある時などに出たらどうしよう・・・といつも不安に思っていました。
頭痛も、リーキーガットが引き起こす不調のうちの一つ
リーキーガット症候群について書かれている本を読むと、頭痛の原因にもなると書かれています。
腸から漏れた未消化の食物は、血液に乗って全身を巡るので、身体全体に影響があるのです。(また後日の記事に、リーキーガットが他にどんな症状を引き起こすかを書きたいと思います)
くますの場合は、くます母が酷い頭痛持ちだったので、遺伝だと思って諦めていましたし、あまり気にもしていませんでした。
しかし、遺伝の要素もあるとしても「耐えがたいほどの痛みが定期的に起こる」というのは、れっきとした病(東洋医学でいう未病というもの)であり、「何かしら体内で異常が起こっていますよ」という身体からのサインであることに違いはないのではないか?と今になっては思います。
次回は幼少時からのもう一つのくますの不調「便秘」について書きたいと思います。
つづく
(つづきはこちら↓)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブログランキング参加しています。2つ、ぽちっと応援お願いします☆
漫画更新の励みになります(^^)