☆この漫画は続きものです。以下の漫画を順番に読んでくださいね☆
1.(くますのリウマチの原因考察漫画はこちら
2.(くますのストレス体験の漫画はこちら
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前回の記事の漫画の通り、
ストレスがかかると体は「闘争」か「逃走」に最適な状態になります。
この状態を《交感神経優位》といいます。
《交感神経優位》自体は、本来は悪いことではありません。交感神経・副交感神経のバランスがとれていれば問題はないのです。仕事中など、交感神経が必要な場面もたくさんあります。
しかし、現代人は、社会構造が多様化・複雑化したことなどにより「精神的ストレス」(恐れや怒りの感情など)を感じる機会が増えすぎてしまいました。
この「精神的ストレス」がまた厄介な代物。漫画の中の原人の彼がスミロドンに遭遇したのとは違い、24時間365日、どこにいても何をしてても味わうことができてしまいます。
私たちには、想像力や記憶力があるからです。
例えば、漫画にあったようにパワハラを受けた時はもちろんですが、受けた後、帰宅した後、夕食中、いつでも反芻して恐れを味わうことができるのです。また、寝る前に、「ああ・・また明日も怒鳴られるのかな・・・」とまだ見ぬ未来を想像することもできます。
また、実際に自らが体験しなくても、今はインターネットが発達しているので、SNSやニュースなどから精神的ストレスを感じることもできてしまいます。
このように、頭にストレスの状況が浮かぶ限り、《交感神経優位》になるのです。ストレスフルな生活をしている方は、起きている間のほとんどが《交感神経優位》であるという場合も多いと思います。
交感神経優位になると、このような不具合が起こります。
特に深刻なのが、食べ物が消化されないし、眠れないし、排泄がしにくくなること。これはつまり、身体は栄養も休息も得ることができず、老廃物も出すことができなくなってしまうということなのです。
あと、「食べ物が消化されない➡でもいずれ便で全部出るから大丈夫でしょ!」と思いがちですが(というか私がそう思って疑いませんでした・・・)、アーユルヴェーダや東洋医学の知恵に基づくと、どうやらそうでもないようなのです。未消化の食べ物は、少しずつ体内に溜まっていきます。それが不調や病気の原因になると考えられているのです。(詳しくは後日のアーユルヴェーダ編にて!)また、この説は最近西洋医学の一部の医師たちからも認められ始めています。(いわゆるリーキーガット症候群。これもまた後日・・・)
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『ストレスはなぜ身体に悪いのか』、まとめると
●体を交感神経優位にするホルモンが頻繁に出されるため、体内の各器官が疲弊しホルモンバランスが崩れる。
➡不調や病気につながる。
●長時間交感神経優位になることにより、栄養不足・睡眠不足・便秘に陥りがちになる。
➡自然治癒力が働きにくくなる。
●消化力が下がることにより、未消化の食べ物が体内に蓄積される。
➡不調や病気につながる。
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不調は起こるし、それを治させてもくれないし、いらないものも出せないし、もう!どうしたらいいのよ!!( ;_;)と身体が困り、病気になるということなのですね。
あと、くますはなぜリウマチになったのか?でも書きましたが、病気の原因として、このストレスとともに並ぶ大きな要因が「食事」です。
今度は「食事」について漫画を交えながら考察していきたいと思います。
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