前回の記事の続きです。
(前回の記事はこちら)・・・・・・・・・・・
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今回は、簡単にアーユルヴェーダという医学の中身の概要について書いていこうと思います。
キーワードは「体質」と「消化力」!ひとりひとり違う治療方法
アーユルヴェーダでは、個人が生まれ持った「体質」に沿った治療をしていくため、最初に必ず体質診断を行います。体質は、受精の瞬間から一生変わらない、その人だけのものとされています。
体質は「ヴァータ(風と空間の要素)」「ピッタ(火と少しの水の要素)」「カパ(水と土の要素)」という三要素(ドーシャといいます)の割合で表していきます。どんな人もこの3つの要素すべてを持っていますが、どの要素が強いかによってその人の体質や性格などが決まっているとされます。この診断はネットでも簡単にできるので、興味がある方は一度やってみてください。(ドーシャ 診断 などのキーワードでヒットします。)
また、病気や不調は「消化力の低下」から始まるとされています。生活習慣や食生活、ストレスなどによって消化力が低下し、食べ物が適切に消化されないまま体内に吸収され、その人の身体の弱い部分に溜まります。その未消化の食べ物を「アーマ」と呼びます。例えば、リウマチや甲状腺疾患、ガンなど、一見消化管には関係ないような病気でも、すべて「消化力の低下→アーマの蓄積」が原因だと考えるのです。
アーマが溜まった時の症状には段階があり、だるさ、視力低下、頭痛、腹痛、気分の落ち込みなど誰もが一度は経験したことがあるような一時的で軽い不調から始まり、アーマが増えるにつれて慢性的な症状や病気に発展してゆきます。
ですので、治療においてはまず「消化力」を上げることを最優先にします。消化力が無いと、いくら良い薬や良い食べ物を摂取しても、効果が上がらないばかりか、さらにアーマが増えてしまうことになってしまいます。消化力を上げて適切な食事をとれば、もうすでに体内に溜まったアーマも少しずつ排出できると考えられています。
(この「消化力上げる」ことは、自宅で自分でも実施することができます。またご紹介したいです。)
最強のデトックス治療、「パンチャカルマ」
そして、さらに強力に体内のアーマを排出する方法があります。それが「パンチャカルマ」と呼ばれる、アーユルヴェーダのデトックスプログラムです。このパンチャカルマは、専門的な知識を持ったアーユルヴェーダ医にしか実施できないため、施術を受けるためには1ヶ月程度の入院が必要になってきます。
「パンチャカルマ」の「パンチャ」とは「5つの」、「カルマ」とは「行い」という意味。排出の方法が5つあることからこう呼ばれています。その5つのうち、どの排出方法をとるかは、状況をみてドクターが決めてくれます。
すべての病気はアーマの蓄積から始まっているとされているので、パンチャカルマはどんな病気にも対応できる治療方法。病気やその人の体質によってプログラム内容が変わりますが、それもドクターが一番良いものを選んでくれます。また、毎日カウンセリングがあるので、入院の最中に病状が変わったときも臨機応変にプログラムを組みなおしてくれます。
アーユルヴェーダは、個人の体質に合わせたオーダーメイド医療なんですね。
次回は、アーユルヴェーダのドクターの診察方法などについて書きたいと思います。
つづく
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