くますの健康への旅路

関節リウマチになってしまったくます。病気を治すため、日々病気や健康について勉強していろいろ実践中。個人の体験談ですが、その軌跡を漫画やイラストでシェアできたらと思います。病気の人も、そうでない人もお気軽に!インドのアーユルヴェーダ体験記のほか、東洋医学・生活・食べ物・思いや哲学などいろいろあります。健康への旅に、いざ出陣!

けんこうへの旅路

グルテンフリーを無理なく続ける秘訣!②

前回の続きです。

 

(この記事は、続き記事です。前回の記事から読んでもらえるとわかりやすいです↓) 

www.qumasu.jp

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前回は、この下の表の中のチームAとBについて、おすすめのグルテンフリーの方法をご紹介しました。

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今回は、この表のC,Dの料理に対してくますがとっている対策を書こうと思います。

 

チームC:小麦粉の代わりに製菓用米粉&アーモンドプードルを使おう!

チームCは、チームAの食品より少し基準が厳しくなります。(といっても、手間は変わりません♪)

 

というのも、チームCの料理のおいしさには、

 

  • 舌触り
  • 生地のふくらみ
  • 小麦粉の香ばしい味や香り

 

が大いに関係してくるからです!

 

ここはくますも悩んだところです。

チームAの料理のように、レシピにある“小麦粉”をただ“米粉”に変えて作ったら

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  • 舌触りざらざら
  • ふくらみが足りなくて固くて重い
  • 見た目は洋菓子なのに餅やせんべいの味がしてコレジャナイ感満載

 

という壁にぶち当たりました。

そこでいろいろ試行錯誤をしてたどり着いたのが、

「製菓用の米粉を使う」ということと「アーモンドプードルを入れる」ということです。

 

製菓用の米粉は普通の米粉とどう違う?

それはずばり、粒子の細かさです。製菓用米粉は粒子が細かく滑らかで、配合時や吸水にムラがでにくくなっています。よって「舌触り」「生地のふくらみ」は製菓用米粉を使うことで解決できます。また、「米粉と水分を混ぜたら放置せずできるだけ早く焼く」というのもふっくら仕上げるポイントです。

 

今は技術が発達して、粒子がとても細かい製菓用米粉が何種類も販売されています。しかし、その分お値段が張るので、まずは一番安くて手に入りやすいこの米粉がおすすめです♪普通のお菓子なら、これで十分おいしくできますよ^^

 

アーモンドプードルってなに?なぜいれる?

アーモンドプードルは、アーモンドを粉状にしたものです。「プードル」はフランス語で「粉」の意味。英語で言うと「パウダー」や「フラワー」ですね。

 

そして、なぜそのアーモンドプードルを入れるのかというと、何とか小麦の香ばしさを再現したいからです!

 

グルテンフリーで米粉を使い始めて、一番実感していることが、

「洋菓子を洋菓子たらしめているのは、小麦粉の香ばしさである」

ということ!笑

 

「米粉も同じ白い粉だし、チームAの料理では味は変わらなかったから大丈夫でしょ?」と思うのですが、作ってみると大丈夫じゃない

 

パンケーキのあの甘いメープルシロップとバターとマッチする香ばしい風味。それが全部なくなって、お餅の味がするパンケーキになる。いや、お餅はおいしくて好きなんです。でも、お餅にメープルシロップとバター・・・想像してみるとミスマッチですよね。違和感があってあまりおいしく感じられないのです。

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そこで、小麦粉の代わりに、焼いた小麦粉のような香ばしさを出してくれる粉はないものか?と試してみたのがアーモンドプードル

 

これが大ヒット!

 

米粉なのに、小麦粉のような香ばしさ。餅の味も消えた!それでいて、米粉とナッツなので食べた後もスムーズに消化されお腹も軽い。なんて素敵!!

 

うさろふも、米粉だと気づかず食べてくれました☆

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配合のポイントは、レシピの小麦粉を「米粉:アーモンドプードル=8:2」で置き換えること。例えば、小麦粉100gなら、米粉80gとアーモンドプードル20グラムに置き換えるのです。アーモンドプードルの量は、仕上がりを食べて、お好みで調整してみてくださいね。

 

作るものにもよりますが、パンケーキやカップケーキ、シフォンケーキなどは問題なく膨らみました。

 

一番失敗しにくい方法は、ネットで米粉のレシピを探し、その米粉を少し減らしてアーモンドプードルを入れること。小麦粉のレシピよりも米粉の性質を考えて作られている分、より失敗はしにくいです。

 

おいしいので一度試してみてください^^

 

アーモンドプードルは少量のものは割高なので、よくお菓子を作る方は大容量がおすすめです。少し試すだけなら、スーパーの製菓コーナーに20g入りくらいのものが売っていますので見てみてくださいね。

もちろん、砂糖は粉状の黒糖がおすすめです♪ 

チームD:くますも模索中・・・

ご紹介してきた通り、 グルテンフリー生活は、工夫次第で思っていたよりもおいしく、楽しく送ることができます。

 

しかし、一番最後に残る問題が、「パン」です!

グルテンフリーのパンは、確かに売っています。

 

 

しかし。

 

パン好きだったくますにとって、パンとは、「小麦の香ばしさ+発酵の香り+もっちり食感」がするものだという印象が強くて、お米の味のパンではパン欲が満たされないことがあります。「お米の味+ほとんどない発酵の香り+ぽそっとしたちぎれ方」だからです。これはこれでおいしいのですが・・・

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なので、チームCの料理のように、アーモンドプードルを入れて自分で焼いたらうまくいくのかもしれませんが、うちにはホームベーカリーがないのでなかなか実行に移せません。

 

パンについてはまだ課題が残っていて、今後も模索を続ける所存でございます。

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また良い方法や商品を見つけたら載せますね。ホームベーカリー買っちゃうか・・・

 

 

最後に一番大事なこと

2回にわたってグルテンフリーを無理なく続ける方法をご紹介してきました。小麦粉には中毒性があるので、始めた当初は少し辛いかもしれませんが慣れてくると全然問題なく過ごせます。普段からお料理をされる方は、予想よりずっと簡単に実施できます。

 

そして何より、体調面や美容面が目に見えて改善してくるので楽しくなってきます。

 

しかし、たまには、外出時や友人との会食などで小麦粉を食べなくてはいけないことがあると思います。

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その時は、食べてしまうのもありだとくますは思っています。“頻繁に小麦粉を食べること”がリーキーガットの引き金になっているので、たまに食べるくらいならそこまで強い影響はないと考えるからです。

 

なにより一番大切なのは、皆様がストレスをできるだけためず、気分良く過ごせること。躍起になって100点を目指すより、少しくらい食養生をお休みしても楽しいひとときを過ごせるほうが身体にはずっと良いことだと思います。

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 たのしくおいしく、たまには息抜きしながら、グルテンフリーライフを楽しめたらいいですね。

 

次回からは、カゼインフリーの方法について書いていきます。

続きはこちら↓

www.qumasu.jp

 

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